ソポン保健事務次官は9月5日、北部チェンマイ、中部ペチャブン、
東北部ブンカーン、東部チャンタブリの4県で
新たに20人がジカ熱に感染していることが確認されたと発表した。
これはこの1週間に保健省に提出された報告に基づいたもの。
1県当たりの感染者数は4～5人。
ただ同事務次官は
「人数は多くはないのでパニックに陥る必要はないと考えている」としている。
最近になり感染ケースが増えているが、同事務次官によれば、
医療関係者の意識の高まりに伴い検査をしっかり行うようになったのが要因であり、
タイ国内のジカ熱感染状況がここに来て急に悪化したわけではないとのことだ。
なお、妊婦がジカ熱に感染すると
小頭症の子どもが生まれるリスクが高まるとされているが、
チェンマイ県で確認された感染者のうち2人は6ヵ月と8ヵ月の妊婦だった。
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