タイ最北部で新種のトリュフを2種発見したとの研究報告が7日、発表された。
東南アジアで初のトリュフの発見だという。
世界の美食家たちにとっては朗報だ。
タイ・チェンマイ大学(Chiang Mai University)の研究チームは、
トリュフの新種2種を同定したほか、
世界中で珍重されているイタリア産の白トリュフと同種のキノコ、
シロセイヨウショウロ(学名:tuber magnatum)が
同国北西部ステープ山(Mount Suthep)周辺の
国立公園内で発見されたことを確認したという。
研究チームの一人、チャートゥロン・カムラ(Jaturong Khamla)氏は、
AFPの取材に「DNAと物質的外観の両面から、
トリュフであることを確認した」と語った。
新種2種のうちの一つは2014年に発見された白トリュフで、
「tuber thailanddicum(チュベル・タイランディクム)」と命名された。
もう一種は、外側は茶色で内部が白色のもので2015年に発見された。
こちらは「tuber lannaense(チュベル・イアナンセ)」と命名された。
さらに研究チームは2017年に発見した別タイプの白トリュフが、
既知種のシロセイヨウショウロであることをDNA検査で確認した。
美食家たちは今回の新発見に思わずよだれが出てしまうだろうが、
チャートゥロン氏によれば、チームは今回のトリュフが美味かどうかより、
新種かどうかを確認することの方に心を奪われていたという。
「この白トリュフ(タイランディクム)はイタリア産の白トリュフに似ているが、
それよりも小型で、香りもマイルドだ」と、チャートゥロン氏は述べた。
チャートゥロン氏によると、菌類を専門とする同氏のチームは、
この18年間で新種のキノコを約60種発見したという。
だが、チームがトリュフを同定したのは今回が初めてだった。
今回の発見を伝えるプレスリリースでは
「これらは熱帯性気候の場所で発見された初のトリュフだ」と記された。
タイ北部の山岳地帯は、年間を通して熱帯の暑さに見舞われる
国内その他の地域に比べ、気温が低く湿度の高い天候となることが多い。
これは、トリュフの生育により適した条件だ。
(AFP BB NEWS 2017年9月8日 09時44分)
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