タイ財務省物品税局は、たばこの物品税率を価格に応じた累進制にする計画だ。
実施された場合、高級たばこは税率が上がって打撃を受けるが、
低価格品は恩恵を受ける見通し。
11日付バンコクポストが財務省筋の情報として伝えた。
たばこの物品税率を累進制にすると、高級輸入たばこは高税率となるが、
国産品と区別することなく、同じ制度で課税するため、
世界貿易機関（WTO）の規定には違反しないという。
現行でも、ワインは価格に応じた累進課税が適用されている。
16日に改正物品税法が施行され、たばこの物品税制も変更される。
たばこのほか、アルコール飲料、トランプの新たな税制案は
12日に閣議で提案される予定となっている。
政府は先に、これら3品目を除いた品目、
サービスについては新たな税制案を承認済み。
税額を算出する際の基準価格は、工場出荷価格、
CIF（運賃・保険料込み輸入価格）から希望小売価格に変更される。
加糖飲料は、法律施行の2年後から新たに特別税が課せられる。
（NNA ASIA 2017年9月12日 00時01分)
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