政府貯蓄銀行(GSB)傘下のGSBリサーチによれば、新型肺炎の感染拡大が終息するまでに6カ月を要した場合、タイは今年、1700億バーツに及ぶ観光収入を失い、経済成長率が1ポイント下落する可能性があるという。
チャチャイGSB総裁によれば、このシナリオではタイを訪れる中国人が350万人減少するとされている。
一方、新型ウイルス問題が3カ月で収まった場合、訪タイ中国人は今年160万人減少し観光収入が800億バーツ減となり、経済成長率が0.4ポイント押し下げられる見通しとのことだ。
(バンコク週報 2020年2月19日)