中国・湖北省武漢発の肺炎を引き起こす新型コロナウイルスは日々感染が広がり、観光業界にも大きな営業が出ています。中国政府は自国民の団体での海外旅行を禁止したことから、タイの観光客数が激減。さらに日本人もタイ旅行をキャンセルする動きが出ているようです。
報道によると泰日旅行業協会(TJTA)の会長は、日本からタイへの団体旅行の80%がキャンセルされたと話しました。バンコクポストは、日本人観光客は健康問題に敏感なため、今後数ヶ月の間に、さらに多くのキャンセルが発生する可能性があると伝えているとのこと。
またタイ人の日本への旅行も20%減少。現在はタイ保健省が新型コロナウイルスの感染の広がる日本への旅行を延期するように勧めているため、さらに減少すると見られています。
なおタイ国際航空は、新型コロナウイルスの感染拡大による需要の減少で、福岡空港と中部空港発着便を一時減便すると発表しています。
(タイランドニュース 2020年2月20日)