タイ国内各地で新型コロナの感染が確認されていることを受けて、新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は12月24日、バンコクと複数の県で大勢の人が集まる年末年始のイベントの多くが禁止されることになったと発表した。
CCSAでは、感染状況に応じて77都県を色分けして感染リスクを明確に把握できるようにした。具体的には、感染者が多数確認されているレッドゾーン(サムットサコン県)は新年イベントを禁止。以下、感染者10人以上のオレンジゾーン(バンコクなど4県)は大型イベント禁止。感染者が10人未満のイエローゾーン(25県)は人数を制限すれば大型イベントを催すことは可能。そして、グリーンゾーンは今のところ感染が確認されていない県であり、全国土の半分以上となる。
(バンコク週報 2020年12月19日)