事実上のタイ国営企業で経営再建中のタイ国際航空は7~9月期決算で、営業収支が39.2億バーツの黒字に転換した。最終損益は為替差損などの影響で47.9億バーツの赤字だった。
売上高は前年同期比582%増の328.6億バーツ。
旅客数は前年同期の約10万人から268万人に回復した。
貨物、郵便の売り上げは前年同期比148%増、64.3億バーツだった。
1~9月期は売上高が前年同期比342%増、655.7億バーツ、営業赤字5.5億バーツ、最終赤字112.5億バーツ。
タイ国際航空はもともと慢性赤字体質で経営が危機的な状況だったところへ、新型コロナウイルス感染症で航空需要が激減し、経営が破たんした。2021年から事業更生手続きの適用を受け、経営再建を目指している。
(newsclip.be 2022年11月13日 20時23分)
