タイではカブトガニを食べることがありますが、それは毒のない種類。一方でマルオカブトガニという種類にはフグと同じ毒があり、食用にできません。
タイ保健省は、マルオカブトガニを食べて2人が死亡し、5人が入院する事態が発生したことを受けて、マルオカブトガニを食べないように呼び掛けをしています。マルオカブトガニ(mangrove horseshoe crabs)は、毒のないミナミカブトガニ(Indo-Pacific horseshoe crab)と間違われることがあります。
さらなる事態を防ぐためにタイ保健省は、二種類のカブトガニを区別するためのインフォグラフィックを公開しました。また、カブトガニを食べる際には標準化されたレストランを利用することを推奨しています。さらに、吐き気や歩行困難などの症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診するように促しています。
(タイランドニュース 2023年3月23日)
