タイ東北部ノンカーイ県では、2日間の大雨によって洪水が発生しています。一部の地域では洪水が最大2メートルになっています。ノンカイメコン水文観測所は、2024年9月14日(土)の朝にはメコン川の水位が13.67メートルに達したと報告しており、9月15日(日)朝には13.77メートルに上昇しました
地元住民は迅速に対応し、車両を高地に移動させ、砂袋を使用して自宅を増水から守る対策をとっています。救助隊が派遣され、フラットボートを使用して影響を受けた地域を支援しており、病院スタッフを含む患者ケアのためのリソース確保にも尽力しています。兵士や県の職員も、家畜を守り、救援活動を支援するために働いています。
ノンカイの洪水はさらに悪化する可能性があり、タイ気象局は9月16日(月)まで降雨が続くと予測しており、県の経済中心部へのさらなる浸水が懸念されています。一方、隣接するブンカン県では、メコン川が今年最高の水位に達しており、4つの地区が脅かされており、一部の地域ではすでに最大50センチメートルの水が浸っています。
当局は水位の上昇を厳重に監視しており、緊急対応チームは最も影響を受けた地域の住民を支援するため、引き続き警戒を強めています。
(タイランドニュース 2024年9月15日)