KATEのバンコクガイド管理人ブログ

当ブログでは、個人旅行でタイ・バンコク観光を数倍楽しむ為に、観光地・交通機関・ホテル等の情報やタイのニュースをご紹介しています。

【ニュース】バンコク市内の検問が強化

タイ英字紙などによれば、
警察官による路上検問または職務質問は、
トンロー警察とルンピニー警察の管内で多く目撃されているという。

記事を執筆した記者は、先日、友人が初めてタイを訪れた時、
アソーク交差点で職務質問され、威嚇的な態度で詰問された。
そのため、友人は予定を切り上げて出国し、もう2度とタイには来たくないと語ったという。

これらの職務質問で訊かれるのは、パスポートの提示と持ち物の検査が中心のようだ。
尿検査をするとして、警察署に連行されたケースも報告されている。
パスポートの携行は外国人に義務づけられており、
不携帯が発見された場合は、100バーツ(約400円)の罰金を科される。

また路上での喫煙も禁じられており、
観光スポットや商業施設付近では常に取り締りが行なわれている。
これに違反した場合は、2000バーツ(約7500円)が科せられるので、厳に慎んでほしい。

これまでも、こうした事例がなかったわけではない。
多くは警察官が言外に賄賂を要求し、
500~5000バーツ(約1850~1万8500円)を渡して、解放されるといったものだ。

しかし、今回のケース事例のように
100バーツを警察署で支払って解放されるケースを見ると、賄賂が目的ではないようだ。

こうした動きが、軍政の指示によるものか、
警察が独自に行なっているのか、タイのメディアも全く判別できない様子だ。
当面の間は、外出時にはパスポートを携行したほうがいいだろう。
特にアソーク交差点を中心としたスクンビット通りやシーロム界隈では注意が必要のようだ。

そして、こうした事態に遭遇しても、決して怒ったり、声を上げるようなことはしないこと。
それはあなたの印象を悪くするだけで、何ひとつ解決の助けにはならない。
まずは冷静に落ち着いて、知り合いや友人がいれば、電話などで助けを求めよう。