バンコク都内で起きた爆弾テロ事件で、
タイ警察は9月2日、
戦闘用物資の不法所持容疑で
トルコ人の男の逮捕状をとった。
同容疑者は指名手配中のタイ人女の夫。
2人は現在トルコに滞在中とみられている。
同事件では、まずバンコク都内ノンチョーク区の
アパートで外国人の男が逮捕され爆弾材料が押収。
その後、隣接するミンブリ区のアパートの1室から爆弾材料が見つかった。
この部屋を借りていたのがタイ人の女だった。
タイ警察ではトルコ当局と連絡をとりあっているものの、
トルコ側からは女の所在などに関する情報がまだ提供されていないとのことだ。
また、サケオ県で先に逮捕された外国人の男について、
タイ警察は2日、その指紋がノンチョーク区のアパートの
1室から見つかった爆弾材料についていた指紋と一致したと発表。
爆弾の製造などに関与した可能性があるとの見方を示した。
男は事件への関与を否認しているものの、
17日にエラワン廟で爆発が起きた時間帯に現場近くにいたことを認めているという。
このほか、警察によれば、男はトルコ語を話しているというが、
パスポートによればウイグル族が多く生活している中国新疆で生まれた中国人。
ただ、パスポートが本物かどうかまだ確認が取れていない。
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