タイのビール大手シンハ・コーポレーションを
傘下に持つ大手財閥ブンロート・ブルワリーは、
先月半ばに2年ぶりに「ビアシン(シンハビール)」の
大瓶(630ml)の販売を再開したことを明らかにした。
プラチャーチャート・トゥラキットの最新号が報じた。
シンハビールを製造・販売するシンハ・コーポレーションは、
飲み残しが多いなどの調査結果をもとに
2年前に大瓶の製造を中止し、500ml入りの中瓶に切り替えた。
しかし、販売代理店やレストランからは
大瓶の復活を求める声が強かったほか、
今年第4四半期(10月~12月)にビール市場が回復するとの
予測を受けて大瓶の販売再開を決めたという。
中瓶は小売店を中心に販売を継続する。
高級ビール「ハイネケン」を販売するTAPグループは、
今年のビール市場が金額ベースで
前年比4%、販売量ベースで1.5%増加すると予測。
年末のビアガーデンの設置場所も増やす方針を示しており、
各社のビール販売競争が激しくなりそうだ。
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