海外逃亡中のタクシン元首相が
パスポート無効化の差し止めを求めて起こした裁判で、
タイの中央行政裁判所は27日、訴えを退ける判決を下した。
パスポートの発給を担当する外務省領事局は、
パスポート無効化の権限を有し、法令に従って無効化したとして合法だと判断した。
領事局は昨年5月26日、タクシン元首相のパスポート2冊を無効化した。
タクシン氏は同月20日、ソウルで韓国メディアの取材に応じ、
妹のインラク前首相の政権を打倒した2014年のクーデターは、
タクシン政権を倒した2006年の軍事クーデター同様、
タイ国王の諮問機関である枢密院が画策したなどと述べた。
この発言がタイ軍事政権の逆鱗に触れ、パスポートをはく奪されたもようだ。
タクシン元首相は投資などを通じ
取得したモンテネグロなどのパスポートを所持しているとされ、
現在はこうした国のパスポートを使用しているとみられる。
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