【ニュース】覚醒剤摂取、メーター不使用、目的地前で下ろす　バンコクのタクシー運転手逮捕

タイ警察は16日、タクシー運転手のタイ人男（37）を
覚醒剤所持、メーター不使用などで逮捕した。

調べによると、男は15日、バンコク郊外のスワンナプーム空港で
自分が運転するタクシーに乗客のタイ人女性を乗せ、
バンコク都内に向かったが、メーターを使用せず、
運賃として500バーツを要求した。
女性が拒否すると、「タイ人客は乗せたくない」などと言って、
空港近くで女性を降ろした。

女性が自分の体験をインターネットの
交流サイト（SNS）に投稿したところ、SNSで情報が拡散。
これを受け、警察が男の行方を捜査、逮捕した。

男は逮捕された際、覚醒剤を所持していた上、
逮捕を免れようとして、警官に贈賄を試みた。
取り調べに対し、容疑を認め、覚醒剤を毎日摂取しているなどと供述した。

タイ運輸省陸運局は16日、
男に7000バーツの罰金を科し、免許停止の処分を下した。

男は同日、警察の記者会見に同席したが、
覚醒剤の影響か、終始笑顔でリラックスした様子だった。
（newsclip.be 2018年4月17日 09時13分)