タウォン副運輸相はこのほど、巨額の赤字を抱えるタイ国際航空(THAI)に対し30日以内に経営健全化計画を見直し新しい事業プランを打ち出すよう指示した。これは、THAIの取締役会議で新たに航空機38機を1560億バーツで調達する計画の6カ月延期が決まったことを受けたもの。
THAIの経営健全化計画は約1年前に開始されたものだが、タウォン副運輸相は先にこの計画に関して「効果が出ていない」と指摘すると経営陣が赤字削減などに真剣に取り組んでいるように見えないと批判していた。
(バンコク週報 2019年10月11日)