中国・湖北町武漢市発の新型コロナウイルス。2020年1月30日現在公式の発表によると中国の患者数は7700人超、死者数は170人となりました。中国人旅行者が多いタイでは、患者数が14人(13人が中国人、1人がタイ人)ですが、全員が武漢で感染したと見られており、タイ国内での人から人への感染は確認されていません。
タイ保健省は2020年1月29日、バンコク、チェンマイ、プーケット、クラビなど、中国人観光客に人気のある場所で、新型コロナウイルスが確認される可能性があると警告しています。
日本では武漢を訪れていない患者も発生していますが、タイでも同様の可能性があり、人から人への感染で流行の恐れがあるとのこと。
タイ保健省は感染予防の対策として、定期的に手を洗って消毒剤を使用し、マスクを着用することを推奨しています。
なおタイで確認された14人の患者は、5人が既に帰宅し、9人が治療を続けているとのことです。
(タイランドニュース 2020年1月30日)