タイ警察は2024年9月26日、偽のゴールドを使ってゴールド販売店で詐欺を行っていた2人の女性を逮捕しました。彼女たちは、偽のゴールドに本物のゴールドの留め具を取り付ける手口で、販売店を騙して現金を手に入れていました。
警察は、詐欺グループが偽のゴールドを使ってバンコクや地方の販売店で換金しているとの情報を得て、捜査を開始。9月26日になっ、39歳の女2人をそれぞれ逮捕しました。彼女たちは、それぞれ詐欺や共謀しての詐欺で複数の逮捕状が出ており、バンコク市内で捕えられました。
事件の概要は、昨年12月に彼女たちが約45.75グラムのゴールドのネックレスを販売店で現金に換えた際、大部分が偽のゴールドでしたら留め具部分は本物だったため、販売店はすべてを本物として換金してしまったというものです。販売店はこのネックレスを90,827バーツで購入しましたが、後日に債検査をして偽のゴールでであることが判明しました。
逮捕後、容疑者たちは偽のゴールドを使用して販売店を騙していたことを認めましたが、ゴールドは第三者から渡されたもので、換金の報酬として1バーツあたり5,000バーツを受け取っていたと供述しています。警察は引き続き捜査を行い、背後にいる共犯者の追跡を進めています。
警察は、ゴールドの取引を行う業者や一般市民に対して、新たな詐欺の手口に注意を呼びかけています。
(タイランドニュース 2024年9月28日)