2006年に開港したスワンナブーム国際空港では、
開港直後から滑走や誘導路上に亀裂・損傷が多数発見されていました。
開港半月後には、東側滑走路端部に亀裂が発生し、
その後確認されているものだけでも100箇所以上に上っています。
破損の原因として、新空港が不等沈下が起こりやすい沼沢地を埋め立てて建設されたことや、
整地の際に粗悪な砂を利用した施工不良の可能性が指摘されているそうです。
空港を管理・運営するタイ空港公社 (AOT) では、
スワンナプームの二つの滑走路のうちの一つで2012年6月11日から
オーバーレイ補修が2012年8月に実施されました。
タイの首都バンコクは、もともと湿地だった土地に作られています。
(photo by emuza)