8日、新旅客ターミナルビルの本格的な供用開始時期が、
当初予定の今月中から9月にずれ込むとの見通しを明らかにした。
建物は完成しているものの、
IT設備や手荷物処理システムなどの検査に時間が必要としている。
9日付バンコクポストが報じた。
同空港を運営するタイ空港公社（AOT）は、
今月末までに本格的な供用開始の日程を決める予定だ。
新旅客ターミナルビルは、総額51億4,000万バーツ（約156億円）を投じる
同空港拡張計画の一部として、24億5,000万バーツで建設。
4階建てで総床面積は7万2,338平方メートル。年間の旅客収容能力は500万人。
既存の旅客ターミナルビルは、年間の旅客収容能力が650万人だが、
2倍の旅客に対応しており、混雑が深刻化している。
AOTによると、今年1～4月のプーケット国際空港の旅客数は
前年同期比19.4%増の554万人だった。
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