ワチラロンコン新国王(64)の即位から一夜明けた2日、
タイのメディアや市民の間では静かに見守る姿勢が目立った。
約1ヵ月半続いた「元首不在」という異例の事態は解消された。
国民の敬愛を集め、
10月に88歳で死去したプミポン前国王を追悼する服喪が続いており、
派手な祝賀行事などはみられなかった。
即位に際してワチラロンコン皇太子は、
暫定議会議長の要請を受け、「国民の利益のため(即位を)受諾する」と述べた。
暫定政権のプラユット首相は1日深夜のテレビ演説で、
「前国王の教えを受け継ぎ善行をしよう」と語り、新国王の下での結束を呼び掛けた。
首都バンコクのオフィスビル前では2日朝、多くの僧侶を招いて、
プミポン前国王の死後50日に伴う法要が行われた。
黒い服に身を包んだ女性は、「王位継承が粛々と行われてよかった。
王室を慕う私たちの気持ちはこれからも変わらない」と述べた。
在位70年に及んだプミポン前国王は、
政治対立の調停役としてタイ社会の安定に寄与し「名君」と慕われた。
死去から1年間は服喪期間で、
公務員などは黒い服装が義務づけられ、市民は派手な行事などの自粛を続けている。
プミポン前国王の葬儀は来秋以降に執り行われる予定。
国を挙げて新国王誕生を祝う機会は、その葬儀後に行われる戴冠式となりそうだ。
個人でタイ旅行を計画した際に1つのサイトで情報収集出来なかったので
旅行者目線でタイ・バンコク情報サイト「KATEのバンコクガイド」を立ち上げています。
「KATEのバンコクガイド」ではLINEスタンプを販売!
LINEスタンプ「タイに行こう」
LINEスタンプ「タイに行こう2」
YouTubeにてタイ動画を配信!チャンネル登録お願いします。