中部チャイナート県にあるチャオプラヤ・ダムの放水量が増やされることから、チャオプラヤ川が増水して下流に位置するバンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県の低地が洪水に見舞われる可能性が高まった。
関係筋によれば、ダムの放水量引き上げは、上流域に位置する北部が熱帯低気圧のもたらす大雨で洪水に見舞われるのを防止することを目的とした措置という。
プラユット首相は9月27日、洪水が発生している地域の住民を救済する措置などを速やかに打ち出し、実行するよう防災局に指示したことを明らかにした。
(バンコク週報 2021年9月28日)