8日、タイ軍事政権は、タイ軍の幹部人事を発表した。
首相に就任したプラユット陸軍司令官ら陸海空軍および国軍最高司令部の4司令官は、
全員が9月末で定年退官し、10月1日付でウドムデート陸軍副司令官(副国防相)が
軍の実力トップである陸軍司令官に、トリートッド空軍参謀長が空軍司令官に、
クライソン海軍司令官補が海軍司令官に、ウォラポン国軍最高司令部副司令官が国軍最高司令官に、
シリチャイ国軍最高司令部参謀長が国防次官にそれぞれ就任する。
プラユット陸軍司令官は、司令官退任後もタイの実権を握る軍事政権「国家平和治安維持委員会」
の委員長と首相を兼任し、政府、軍を統括する。