首都バンコクで行われた函館市の工藤寿樹市長らとの会談で、
来年夏にも函館～バンコク線を新規就航させる方針を明らかにしたことを受け、
誘致を続けてきた市や経済界で歓迎の声が広がった。
函館空港では国際定期便が相次いで運休し、台湾・台北線だけが残る中、
同路線の就航で購買力が高いタイ人観光客の増加が期待される。
函館市や函館商工会議所などは2013年、
新規路線や観光客の誘致訪問団（団長・工藤市長）をつくり、
タイでのトップセールスを開始。
タイで日本政府観光局（JNTO）が主催する旅行博には、
函館市が毎年ブースを出し、函館観光をPRしてきた。
13年からたびたび現地を訪れている函館商工会議所の
松本栄一名誉会頭は「工藤市長が熱心に取り組んできた成果」と強調する。
（北海道新聞社 2017年11月25日 05時00分)
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