この運転手は20日未明、バンコク郊外のスワンナプーム空港で客待ちをした際に、乗客を乗せる前からメーターを作動させた。乗車したタイ人家族が運転手がメーターを隠しているのを不審に思い、確認したところ、走り出してすぐにもかかわらず、メーターの料金は119バーツ(初乗り料金35バーツ)に達していた。運転手は家族と押し問答の末、メーターを押し直したが、その後、「行きたくないなら行かなくてもいい。ここで止める」などと騒ぎ、猛スピードで走行して前を行く車を左右から抜き去るなどした。
陸運局は運転手に事情を聞き、メーターの件は意図的ではなく単なる不注意だったとして不問に付した。
タイのタクシーは粗暴な態度や危険な運転、メーターに細工するなど様々な手口による運賃のごまかし、常習的な乗車拒否などで知られる。空港のタクシーは市街地のタクシーに比べさらに評判が悪く、外国人のみならず、タイ人の乗客からも苦情が絶えない。
(newsclip.be 2018年9月26日 13時53分)

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