タイの空港を利用する格安航空会社の旅客が増加を続けているとともに、
航空市場におけるシェアも拡大の一途をたどっている。
タイ国内主要6空港における昨年のLCC旅客数は、
前年比30.4%増の4,612万人で、旅客全体に占める割合は42%だった。
8日付バンコクポストが報じた。
旅客の内訳は、国内線が29.7%増の3,128万人、国際線が31.8%増の1,483万人。
運輸省管理の空港の統計は公表されていないが、
加算した場合はLCCのシェアがさらに拡大するとみられる。
タイでのLCCのシェアは、先進国の50～60%に比較すると低く、
今後も拡大が見込まれている。
LCCの旅客数は2011年が1,770万人（シェアは26.6%）、
12年が2,190万人（28.8%）、
13年が2,820万人（31.9%）、
14年が3,500万人（38.6%）と増加しており、シェアも拡大傾向にある。
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